今期最後となる地域活性プログラムは、この時期の恒例となっている茂木町での落ち葉さらいです。

毎回お世話になっている田村幸夫さんに、講師として参加していただきました。
テーマは、地域資源循環や里山と人との関わりについてです。

午前中は茂木町の堆肥センター「美土里館」の見学。
ここは、町内の酪農家さんから出る糞尿や家庭から出る生ゴミ、
間伐材、山林の落ち葉などを集めて、堆肥化する施設です。

最近は、植物性の廃油からバイオディーゼル燃料を生成したり、
竹チップの有効活用などにも取り組んだりするなど、活動範囲をひろげているようです。

落ち葉や生ゴミから堆肥ができる流れを見学し、微生物の働きに学生も驚いていました。



こうしてできあがった堆肥で作った野菜は、「美土里やさい」という名で、
「道の駅もてぎ」などで販売されています。
田村さん曰く、「この堆肥でつくったピーマンはエグみも苦さもなく、子供でも食べやすい」そうです。



午後は田村さんのお話からスタート。
里山の役割や多様な生態系、茂木町の資源循環の取り組みについてお話をうかがいました。



その後は、早速実践。
田村さん所有の山林で落ち葉さらいです。

集めた落ち葉を美土里館へもっていくと、その落ち葉を1袋(約20kg)400円で買い取りしてくれ、堆肥化に利用します。
この落ち葉さらいが、茂木町の資源循環の一部なのです。
落ち葉を集めるという行為が様々な効果をもたらします。
(荒れた山がきれいになる、冬の時期の町民の収入源となる、身体を動かし健康になる、
良質の堆肥になる、安全な美味しい野菜を作れるなど)



今回の目標は15袋。制限時間は1時間30分です。
熊手で落ち葉を集めて、袋に詰める。この繰り返し。
ある程度袋に詰まったら、足で踏んで落ち葉を踏み固めていきます。

落ち葉はひとつひとつが物凄く軽いので、20kgとなるとかなりの量です。
みんなのがんばりが実り、落ち葉に覆われていた茶色の地面が姿を見せ、
ランの花の芽が3箇所顔を出しました。

計15袋の落ち葉の量!!



みんな疲れた様子でしたが、楽しく作業を終えることができました。
循環の一部を体験することで、自然のサイクルや人の役割や行動することについて
新たな発見があったようです。

田村さん、貴重な機会やお話どうもありがとうございました。
お昼ではお味噌汁や田村さんが育てたキウイなどもご馳走になり、とても美味しかったです。

季節が変われば、また新しい表情を見せてくれる茂木町。
瑞々しい新緑の初夏や黄金色に輝く秋もとってもオススメです。
またみんなで訪れたいと思います。