8月10日新聞


就学や仕事をしていない若者(ニート)向けに、就労体験を通して社会参加の意欲を育てる学校「とちぎユースワークカレッジ」が10月1日、宇都宮市宮園町に開校する。農業や地域おこしのイベント企画など様々な体験の場を用意し、実際の就労に備えてビジネスマナーも指導する。
カレッジは、若者の就労支援などに取り組んでいるNPO法人「とちぎユースワークサポーターズネットワーク」が、県のふるさと雇用再生特別基金の助成を受けて運営する。大学教授や元中学校教諭が講師を務め、産業カウンセラーが就学・就労相談にあたる。
農業体験では、市内の耕作放棄地で作物を育てたり、青果市場を見学して流通の仕組みを学んだりする。県内の限界集落地域で、地域住民のために雪かきなどの奉仕活動をするほか、地域おこしのイベントを住民と一緒に企画する。事務局長の横松陽子さんは、「ニートの若者の多くが、『社会から必要のない存在』と思い、自己否定して苦しんでいる。授業を通して自信をつけてほしい」と話す。授業は来年3月まで半年間で、初年度の募集定員は20人。入学金は1万円で、授業料は月額約2万円。
入学説明会が11日に宇都宮市総合福祉センター(宇都宮市中央)、17日に小山労政事務所(小山市犬塚)、24日に大田原労政事務所(大田原市中央)で開かれる。いずれも午後1時から。問い合わせは同カレッジ(028・638・5502)へ。